マドリッドダービーはドロー【写真:Getty Images】
【アトレティコ・マドリー 0-0 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ第12節】
現地時間18日に行われたリーガエスパニョーラ第12節、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーは、0-0の引き分けに終わった。
第11節終了時点で勝ち点23を獲得している2チームのマドリッドダービー。首位を快走するバルセロナに食らいつくため、互いに勝ち点3がほしい状況だ。
最初のチャンスはアトレティコ。3分、マルセロのミスから好機を得ると、コレアがゴール前でボールを持ってシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。
ダービーマッチは過熱し、激しいプレーもしばしば見られた。18分にはピッチに倒れたベンゼマの顔にプレーが止まったあとにボールがぶつけられてヒートアップ。厳しいファウルもあり、どちらも熱くなっていく。
レアルの前半の決定機は32分。クロースがクリスティアーノ・ロナウドとのワンツーでペナルティエリア内に侵入してシュートを放った。だが、こちらもゴールにはならない。
ハーフタイムでレアルはセルヒオ・ラモスを下げてナチョを投入した。セルヒオ・ラモスは前半終了間際、ゴール前でヘディングシュートを試みた際にリュカ・エルナンデスの足が顔に入って鼻から出血。これのダメージがあった模様だ。
0-0で折り返した後半も試合の均衡は破れない。どちらもチャンスはつくったが、決定的なシーンはほとんどなく、我慢が続く。
レアルは86分、クロースが強烈なミドルシュートを放つと、GKオブラクが正面に弾いた。このボールをC・ロナウドが狙っていたが、DFに先にクリアされる。
結局、試合は0-0で終了。両チームとも、同日の試合で勝利を収めたバルセロナとの差は、10ポイントとなった。
【了】