浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトはホームで圧倒的な成績を残しているが…【写真:Getty Images】
これぞまさに「内弁慶」と言って差し支えないだろう。浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトは、今季のブンデスリーガで非常に目立つ成績を残している。
昇格組の同クラブは12試合を終えて5勝1分6敗と、十分な成績を残して中位をキープしている。しかし、その内訳を見てみると驚くべき傾向が浮かび上がってきた。
彼らは今季のホームゲーム6試合で5勝1分を記録している一方、アウェイは6戦全敗である。勝利の全てがホームで、そして未だ本拠地で負けていない。もちろんゴール数もホームとアウェイで極端な差が生まれている。
ホームでは6試合で9得点2失点、アウェイになると6試合でわずか3得点しか挙げられず、失点は13に激増する。現地時間17日に行われたホームでのドルトムント戦も2-1で勝利したが、アウェイで複数得点を奪った試合はない。
次節はアウェイで同じく昇格組のハノーファーと対戦する。シュトゥットガルトとしては、いち早くアウェイでの今季初勝利を挙げ、“究極の内弁慶”と言える現状を抜け出して波に乗りたいところだ。
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