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悲願のW杯出場決定も…一部のペルー国民は納得いかず「汚れた戦術。恥ずかしい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ペルー代表
W杯出場を決めたペルー代表【写真:Getty Images】

 現地時間15日にロシアW杯大陸間プレーオフ2ndレグの試合が行われ、ペルー代表はニュージーランド代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。この結果、ペルーは36年ぶりのW杯出場を決めている。悲願達成となったが、一部のペルー国民は納得いかない様子を見せていると、16日にニュージーランド紙『ニュージーランド・ヘラルド』が報じた。

 試合前、ニュージーランド代表は様々な妨害工作による被害を受けた。宿泊ホテル近くでは花火の打ち上げ、3つの軍用機が超低空飛行でホテル上空を飛び轟音を轟かせるなど睡眠妨害を受けている。試合中にはペルーサポーターによるレーザー光線がニュージーランドの選手たちに当てられていた。

 同紙はタイトルに「汚れた戦術に地元のペルー人は恥ずかしいとつぶやいた」とつけ、リマ在住のペルーサポーターが「国がこのようなことをするとは。恥ずかしい」と語っていること。別のペルーサポーターが「花火の爆発音は、ホテルに宿泊していたニュージーランド代表の妨害に当たらないといっている人がいる。それは間違いだ。各国のメディアが悪質なファンによる酷い行為について報じている通り、これは遊びではないんだよ。残念だ」とコメントしていることなどを報じた。

【了】

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