ニュージーランドフットボールのアンディ・マーティン氏【写真:Getty Images】
現地時間15日にロシアW杯大陸間プレーオフ2ndレグの試合が行われ、ニュージーランド代表はペルー代表と対戦し0-2の敗戦を喫した。この一戦の前に行われたペルーの軍用機による妨害工作を、ニュージーランドフットボールのCEOを務めるアンディ・マーティン氏が非難した。16日にニュージーランド紙『オタゴ・デイリー・タイムス』が報じている。
ニュージーランド代表がホテルに宿泊していた時、3つの軍用機が超低空飛行でホテル上空を飛び轟音を轟かせた。これにより睡眠妨害だけでなく安全面も脅かされている。当然ながら、軍用機の飛行には政府の承認が必要だ。同紙によると、普段は飛んでいるはずのグライダーやパラセーリングの姿が全くなかったため、事前に計画されていた可能性があるとのこと。
マーティン氏は「これは明らかに認可された行動であることは事実だ。確かにそれははっきりとしているが、ステップとしては遠すぎる。我々にいくつかの混乱やハプニングが起きることは予想していた。しかし、これは如何なものか。軍隊が関与するとなると別次元の話だ」と語り、ペルー政府を批判した。この問題についてはペルー在住のニュージーランド大使も苦情を出しているという。
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