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ペルーの妨害工作にNZ代表監督は失望も「敗戦の言い訳に使うことはない」

text by 編集部 photo by Getty Images

アンソニー・ハドソン監督
ニュージーランド代表を率いるアンソニー・ハドソン監督【写真:Getty Images】

 現地時間15日にロシアW杯大陸間プレーオフ2ndレグの試合が行われ、ニュージーランド代表はペルー代表と対戦し0-2の敗戦を喫した。試合後、ニュージーランドを率いるアンソニー・ハドソン監督が、試合前に起きたペルーの妨害工作について言及した。16日に英メディア『newshub』が報じている。

 まず最初に、ニュージーランドは飛行機でペルーに向かう段階から妨害工作の被害を受けた。ハドソン監督は「我々は飛行機に乗り、ペルーまでどれくらい時間がかかるかキャビンアテンダントに尋ねた。すると彼女はペルーに行くつもりはなく、チリに向かうと言ってきた」と語り、なぜかチリに向かう羽目になったことを明かしている。

 ペルーに到着後、今度はバスで宿泊ホテルに向かう途中にも妨害工作の被害を受けたという。さらに夜中にはホテル近くで花火が打ち上がり、3つの軍用機が超低空飛行でホテル上空を飛び轟音を轟かせた。これについてハドソン監督は「我々は昨夜、花火などで眠れなかった。その日、我々はプールで1時間ほど過ごそうかと思っていた。するとジェット戦闘機が飛んできた。ペルーのものだったと思う」と語っている。

 一方で「確かに、我々は信じられない出来事に失望した。しかし、ペルーで起きたここ数日の出来事を敗戦の言い訳に使うことはない。我々にはそれを口実にしない、正直な選手たちばかりがいる。だから、試合後も彼らは穏やかだったよ」と語っている。

【了】

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