移籍の噂が立つアトレティコのFWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコの会長を務めるエンリケ・セレッソ氏が、同チーム所属のFWアントワーヌ・グリーズマンの慰留に全力を注ぐ姿勢を示した。スペイン紙『アス』が伝えた。
グリーズマンは、2014年にクラブに加入して以降毎シーズン25ゴール以上をマークしており、エースとしての地位を確立している。しかし、その活躍が認められ、現在は欧州のビッグクラブは獲得を画策しており、最近では来年の夏のバルセロナ移籍で基本合意に達したとも各紙で報じられている。
さらに、先日グリーズマンはフランス『TF1』のインタビューで、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールとFWキリアン・ムバッペともに3トップを組んでみたいかという質問に対し「イエス」と答えている。クラブ退団を匂わせる噂が尽きない現状だ。
これに対し、アトレティコのセレッソ会長は「グリーズマンはアトレティコの選手でこれからもそうあり続ける」と主張。PSGの件に関する質問に対しては「グリーズマンはネイマールとムバッペとプレーしたいと言った。なら我々は努力して彼らを獲りに行こう」とコメントした。
2022年までクラブとの契約を残しているグリーズマンだが、クラブの慰留に努める思いは叶うのだろうか。
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