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「W杯は15年前に失っていた」カンナバーロ弟、母国敗退の原因は移民と主張

text by 編集部 photo by Getty Images

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イタリア代表の予選敗退の原因を語ったパオロ・カンナバーロ【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエAのサッスオーロに所属するパオロ・カンナバーロが、母国のW杯予選敗退を振り返った。

 イタリア代表は先日、W杯欧州予選のプレーオフでスウェーデンに合計スコア0-1の敗北を喫し、60年ぶりのW杯出場を逃した。

 2006年、ドイツW杯で優勝したイタリア代表の主将を務めていたカンナバーロ氏の弟であるパオロ・カンナバーロは、インスタグラムにて自身の見解を示したメッセージを投稿。イタリア代表敗退の原因は移民にあったとしている。
 
 「みんな、僕らはW杯を今失ったんじゃない。15年前にはなくなっていたんだ。15年前の仕事に関する法の導入のおかげで、若者から不当に職を奪おうと世界中から人々がイタリアにやってきた。未だ第一線で指揮をしているイタリア人指導者のおかげで、僕らは彼らにお金や名声、教育を与えることができた。地に落ちた今、僕が望むのは僕らのサッカーを再構築すること。若者たちに機会を与えず、イタリアサッカーを管理している奴らはどっかに言ってほしい」

 またカンナバーロ氏は、代表引退を表明したGKジャンルイージ・ブッフォンに関連付けて「僕らのサッカーにおいて、彼のように涙を流す人が現れないことを願っている」と語っている。

 

【了】

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