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ハットトリックで豪州をW杯に導いた主将「変な気分。だが僕たちはやり遂げた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェディナク
オーストラリア代表をW杯に導いた主将ミレ・ジェディナク【写真:Getty Images】

 オーストラリア代表は15日、ロシアW杯予選の大陸間プレーオフ2ndレグでホンジュラスを3-1で下し、2戦合計スコアも3-1で勝利。4大会連続4回目のW杯出場を決めた。

 予選敗退の危機から祖国を救ったのは、負傷から舞い戻ったキャプテンだった。負傷の影響で6月以降オーストラリア代表から遠ざかっていたMFミレ・ジェディナクは、今回の大陸間プレーオフ直前に完全復帰を果たして見事にカムバック。そして15日のホンジュラスとの運命の一戦でハットトリックの大活躍を披露した。

 英紙『デイリー・メール』などが伝えたジェディナクの試合後の談話によれば、ハットトリックの活躍には本人も「変な気分だ」と、驚きを隠せない様子。「僕たちは非常に困難なW杯予選になるであろうことを理解していた」と語るが、「W杯出場を決めて、本当に、本当にスペシャルな気分だ」と喜びを爆発させた。

「この2年半は、勝ち点を獲得するのに本当に苦労した。でも、僕たちはやり遂げた。もう一度W杯へ行けることに感謝したい」

 W杯アジア予選のプレーオフでは37歳のティム・ケーヒルが英雄的な2ゴールでチームを救い、そのケーヒルが直前の負傷で万全でなかった大陸間プレーオフではキャプテンのジェディナクがオーストラリアを導いた。2人のベテランは何か特別なものを“持っている”のかもしれない。

【了】

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