ベルギー代表のロメル・ルカク【写真:Getty Images】
ベルギー代表対日本代表の国際親善試合が現地時間の14日に行われ、ベルギーが1-0の勝利を収めた。決勝点を記録したFWロメル・ルカクはベルギーの歴代最多得点者になったとされているが、国際サッカー連盟(FIFA)による記録は異なるようだ。米メディア『ESPN FC』が伝えた。
日本戦の4日前にはベルギー代表はメキシコ代表と対戦。3-3で引き分けた試合でルカクは2ゴールを挙げた。代表での通算得点数は30点となり、歴代1位に並んだとされていた。
さらに日本戦では、72分にナセル・シャドリからのクロスをヘディングで押し込んで決勝ゴール。通算31点で歴代単独最多の得点者となったことは、ベルギーサッカー協会(KBVB)も公式サイトやツイッターなどで伝えている。
だがFIFAの公式記録では、ルカクの通算得点は3点少ない「28点」ということになるという。2014年5月に行われたルクセンブルク代表との親善試合の結果が、国際Aマッチとしては無効なものであるとして取り消されたためだ。
ルカクはこの試合でハットトリックを達成し、ベルギーが5-1の勝利を収めた。だがベルギーはこの試合で、国際Aマッチに認められた6人を上回る「7人」の選手交代を行ってしまい、FIFAは結果を認定しなかった。
いずれにしても、ルカクはまだ24歳。ルクセンブルク戦の3得点が認められないとしても、そう遠くないうちにベルギー代表の最多得点者となる可能性は高そうだ。
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