ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間14日、ベルギー代表との国際親善試合に0-1で敗れた。
試合後、記者会見に出席したベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、日本の印象について「ダイナミック」という言葉を繰り返した。そして、そのパフォーマンスに感銘を受けたという。
「予想通り、我々は強くプレッシャーをかけてくるダイナミックな相手と対峙した。あのような相手に対し、チームはプロフェッショナルなパフォーマンスを見せた。全員が無失点に抑えて勝とうとしていた」
また、日本の守備に苦しんだことも認め、「メキシコとは全く違うやり方で、我々にとって重要なゲームになった」と、11月の欧州以外の国との2連戦における成果を強調した。
もちろんベルギーの選手たちにも惜しみない賛辞を送る。マルティネス監督は10日のメキシコ戦と今回の日本戦、2試合連続で左ウィングバックとしてプレーしたナセル・チャドリについて「彼はクラブで多くの試合に出ていたわけではなかったが、印象的なレベルにあった」と述べ、バルセロナで苦難の時を過ごすDFトーマス・ヴェルメーレンにも「2試合を通じて傑出したプレーだった。今日もいくつもいい点が見られた」とねぎらいの言葉を贈った。
ベルギーは日本相手に史上初勝利を挙げたことで、現在国際Aマッチ15試合無敗を維持し、2017年内の活動を無敗のままで終えている。
(取材:植田路生【ブルージュ】、文・構成:編集部)
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