ベルギー戦が危険にさらされた可能性も…【写真:Getty Images】
現地時間14日にベルギーのブルージュで行われたベルギー対日本の国際親善試合がテロの標的となる可能性があったと、現地メディア『DH.de』などが伝えている。
ベルギーメディアによると、試合前に警察がテロに関する情報を入手した。信ぴょう性のある報告と判断され、即座にこの脅威に対する調査が行われたとのことだ。
これを受けて、主催者とブルージュ市長の合意により警備が強化。通常より厳重なセキュリティチェックをしたため、スタジアム到着が遅れた観客がいたものの、予定どおり試合が行われている。
ベルギーは近年、テロに対する警戒レベルが高い。日本サッカー協会は試合当日、「現地で観戦される皆さまへ手荷物持込み禁止のお知らせ」と題して「フランス及びベルギーでおこったテロ事件以来、試合会場におけるセキュリティを強化しており、ベルギー国内の全試合において、同様の対策が講じられています。本日の試合の観戦を予定されている皆さまは、手荷物はご自宅、または宿泊されているホテルに置いていく、またはコインロッカー等に預けるなどして、スタジアムへお越しいただきますよう、お願いいたします」と伝えている。
また、報道陣に対しても協会から注意喚起があり、持ち物検査などがあった場合の協力を要請するメールが届いていた。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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