ワールドカップ予選敗退に終わったイタリア代表【写真:Getty Images】
イタリア代表のロシア・ワールドカップ(W杯)予選敗退は、約1300億円を上回る経済損失を同国にもたらすことが見込まれるという。イタリアオリンピック委員会(CONI)元会長のフランコ・カラーロ氏がイタリア『ラジオ24』に見通しを語った。
イタリア代表は、現地時間13日に行われた欧州予選プレーオフの2ndレグでスウェーデン代表と対戦し、0-0のドローで終了。1stレグでの0-1の敗戦から逆転することができず、W杯出場を逃すことになった。
4度のW杯出場を誇る強豪国の予選敗退は、サッカー界に大きな衝撃をもたらしている。1958年大会以来、実に60年ぶりにイタリア不在のW杯が開催されることになる。
世界最大のスポーツイベントのひとつであるW杯への出場を逃すことは、イタリアにとって大きな経済損失にも繋がる。インタビューに答えたカラーロ氏は、その損失額の概算について述べた。
「大雑把に言って5億から6億ユーロ(約666億円~799億円)だ。直接的なものか、間接的なものかにもよるが、間接的なものも含めればおそらく10億ユーロ(約1330億円)を超えるだろう。いや、確実に超える」と同氏はコメントしている。
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