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過度の緊張感が影響? W杯予選PO、6試合連続「0-0」の異常事態に

text by 編集部 photo by Getty Images

イタリア対スウェーデン
イタリア対スウェーデンもスコアレスドロー【写真:Getty Images】

 ロシア・ワールドカップ(W杯)予選は最後の大詰めを迎え、欧州予選プレーオフおよび大陸間プレーオフが開催中。だが、現在までに実に6試合連続の「0-0」という異常なスコアとなっている。

 欧州予選では、プレーオフに進んだ8チームが4つの出場枠を巡って激突。大陸間プレーオフではホンジュラスとオーストラリア、ニュージーランドとペルーがそれぞれ対戦している。この“最終決戦”を終えれば、W杯の出場国32チームが全て出揃うことになる。

 9日から10日にかけて行われた欧州予選プレーオフの1stレグでは、クロアチアがギリシャに4-1、スイスが北アイルランドに1-0、スウェーデンがイタリアに1-0の勝利を収めた。だが、スウェーデンのヤコブ・ヨハンソンがイタリア戦の61分に記録したゴールが、現時点でプレーオフ最後の得点となっている。

 10日にはホンジュラス対オーストラリア、11日にはニュージーランド対ペルーの大陸間プレーオフ1stレグが行われ、いずれも0-0のドロー。欧州予選プレーオフで最後に登場したデンマークとアイルランドも、デンマークホームでの初戦はスコアレスドローに終わった。

 12日にはスイスと北アイルランド、ギリシャとクロアチアが2ndレグの試合を行ってどちらも0-0。13日のイタリア対スウェーデン戦でもゴールは生まれず。1stレグのリードを守ったクロアチア、スイス、スウェーデンがそのままW杯出場を決めている。

 W杯出場が決定するというあまりにも重要な状況が慎重な戦いに繋がっているのかもしれない。14日にはアイルランド対デンマーク、15日には大陸間プレーオフ2ndレグの2試合が行われるが、ゴールは生まれるのだろうか。

【了】

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