元スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
現地時間13日に2018年ロシアW杯欧州予選プレーオフ2ndレグの試合が行われ、スウェーデン代表はイタリア代表と対戦し0-0の引き分けに終わった。この結果、2戦合計1-0となったことでスウェーデンはW杯出場を決めている。これに伴い、36歳の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの代表復帰待望論が巻き起こっているが、果たして同選手が代表復帰する可能性は?
過去に、代表引退宣言しながらも復帰した選手は何人もいる。スウェーデンの国民的英雄でもあるヘンリク・ラーション氏は、2002年の日韓W杯終了後に一度代表引退を決意。しかし、2年後のEURO2004を前に国民から請われる形で復帰を決断し、母国のベスト8進出に貢献した。その後34歳で迎えた2006年ドイツW杯にもチームの中心として参加し、大会後に再び代表引退を表明している。
また、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏もEURO2004終了後に一度代表を引退したが、2006年W杯予選で代表に復帰。ポルトガル代表は無敗で予選を突破すると、本大会ではグループリーグを首位で通過し、ラウンド16でオランダと対戦した。1-0で勝利すると、続くイングランド代表との準々決勝もPK戦の末に勝利し、準決勝に進出している。
このように、一度代表を引退した後に復帰し、チームに貢献した選手たちがいる。果たして、イブラヒモビッチがスウェーデン代表に復帰する可能性はあるのだろうか。
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