イタリア代表【写真:Getty Images】
欧州各国は60年ぶりにW杯出場を逃したイタリア代表を大きく報じている。
現地時間13日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ・セカンドレグでイタリア代表はスウェーデン代表と対戦した。試合は0-0の引き分けに終わり2試合合計0-1でイタリアは敗れ、1958年以来となるW杯出場権を逃した。
独紙『ビルト』は「W杯にとっては良くないことだが、我々にとっては朗報だ」との見出しで優勝候補に挙がるはずだったイタリア代表が出場しない事を喜んでいる。また『エキスプレス』では「イタリア国家斉唱の時、スウェーデンまで歌声が聞こえるのではないかと思うくらいの大音量でイタリア人は歌っていた。しかし試合後は選手とファンは悲しみの涙を流していた」とギャップの大きさを伝えている。
英紙『デイリー・メール』は「60年ぶりにW杯出場を逃しブッフォンと彼の同僚たちは悲しみの涙」と報じれば、『サン』では「なんてこった…イタリア代表1958年以来のW杯出場ならず」との見出しでこれまで4度の世界王者に輝いたイタリアはこの夏自宅でW杯を観戦しなければならなくなったと伝えている。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「0-0でアッズーリW杯進出逃す」とまさかのW杯予選敗退を伝え、『トゥットスポルト』では「ミラノのサン・シーロスタジアムでジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督率いるイタリア代表がスウェーデンの抵抗の前に屈した」と報じた。
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