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独代表監督、仏戦を前に2年前のテロ事件を語る。「もう2度と経験したくない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は2年前に起こったパリ同時多発テロについて当時の心境を語っている。

 現地時間14日ドイツ代表はケルンでフランス代表との親善試合を行われるが、13日に前日記者会見が行われた。会見の席でレーブ監督は「当時の思い出が時々蘇る時がある」とちょうど2年前、2015年11月13日にパリで起こった同時多発テロの様子を語った。

 当時ドイツ代表はパリでフランス代表と親善試合を行っていた。試合中に会場近くで爆発が起こるなどのテロが発生し、試合後には観客がピッチに避難する事態になった。ドイツ代表もその日は朝までスタジアムで留まり翌日に帰国、4日後に行われる予定だったオランダ代表との親善試合は中止となった。

 当時の様子をレーブ監督が「あれはもう2度と経験したくない、切り離してしまいたい思い出だ」と語ればフランス代表のディディエ・デシャン監督も「あの日のスタジアムの様子は一生忘れないだろう。我々は恐怖を感じていたし、涙も流れた」と振り返った。

 なお、この日の試合はFWオリビエ・ジルーなどのゴールでフランスが2-0で勝利した。

【了】

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