ジェフユナイテッド千葉のホアキン・ラリベイ【写真:Getty Images for DAZN】
J2のジェフユナイテッド千葉に所属するアルゼンチン人FWホアキン・ラリベイは、イタリア『ジャンルカディマルツィオ.com』のインタビューに答え、日本への移籍を選んだ理由や日本で過ごした1年間の印象などを語った。
現在33歳のラリベイは今年1月に千葉に加入。リーガエスパニョーラのラージョ・バジェカーノとセルタで2年連続の二桁得点を記録し、イタリアのカリアリなどでもプレーした経験豊富なFWは、J2で得点ランク3位タイの19ゴールを挙げる活躍を見せている。
千葉へ移籍する前にはUAEのバニヤースでプレーしていたラリベイだが、スペインなど欧州のクラブからの誘いも受けていたという。「様々な選択肢の中から選んだ。妻と一緒に世界を回り続けたかったんだ。純粋にサッカーの面での選択というよりは、人生の選択だったと思う」と日本行きを選んだ理由について語った。
千葉でのプレー経験があり、バニヤースでチームメートだったオーストラリア代表DFマーク・ミリガンからの勧めもあったとのこと。「クラブについてもJ2についても、彼からすごく良い話を聞いていた。だから契約に合意さえすれば、この新しい冒険に向けてすぐに準備ができたよ」
日本の選手たちについては、「技術レベルもフィジカルのレベルもすごく高いと思う」と評価。「少しずる賢さが足りない選手もいるかもしれない」としながらも、「とても競争が激しく厳しいリーグだ。J1にもJ2にも素晴らしい選手たちがいる」と称賛している。
日本のサポーターの応援にも好印象を抱いているようだ。「信じられないほどの敬意と熱意を持ってくれていて、理想的なコントラストだ。アルゼンチンやスペインやイタリアと同じように、選手たちに向けての尊敬や評価と、人間的な暖かさがある。最初の試合から驚かされたよ。大きなスタジアムも小さなスタジアムもあるが、いつも満員のファンが素晴らしい応援をしてくれている」とラリベイは語った。
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