ベルギー代表のケビン・デ・ブルイネ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネは、先日のメキシコ戦でベルギーが見せた戦い方には問題があったとして戦術批判を展開した。ベルギー『rtbf』などが同選手のコメントを伝えている。
ベルギーは現地時間10日にホームでメキシコと対戦。3ゴールを奪われながらもFWロメル・ルカクの2得点とMFエデン・アザールのゴールで3-3のドローに持ち込んだ。
「チームのための戦術プランを見つけ出さなければならない。メキシコ戦でのシステムは、こういうチームを破るために適したものではなかった」とデ・ブルイネは試合についてコメントしている。
「チャンスは作れていたが、守備面ではスペースを与えすぎていたと思う。もっと高いラインでプレーする勇気を持てず、メキシコにボールを持たれてしまっていた」とデ・ブルイネ。「戦術面では僕らよりもメキシコの方が優れていた。すごく賢くプレーしていたと思う」と相手に賛辞を送った。
「メキシコは前線に3人を残していた。僕らは5人が後ろにいたが、7人対5人になるような状況があり、プレスをかけるのは不可能だった」とシステムの問題について指摘している。
現地時間14日には、ベルギーは日本代表との親善試合に臨む。ロベルト・マルティネス監督は戦い方を修正してくるのだろうか。
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