吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間12日、ベルギー代表との国際親善試合に向けて練習を行った。
吉田麻也はベルギーについて「やっぱり攻撃陣の決定力の高さ、チャンスをクリエイトする質の高さはすごい」と、その力を認めた。
プレミアリーグでも多くの選手と対戦している吉田。マンチェスター・ユナイテッドでプレーするロメル・ルカクに関してはこう語る。
「もう何度もやっていますけど、本当に強くて上手くて速い。エバートンにいる時よりテクニカルな部分はすごくレベルアップしているなと感じるし、足元の雑さがなくなって、より質の高い選手になってるので、1個2個チャンスがあれば必ずモノにしてくると思う。やっぱり90分通してそこをどれだけ抑えられるかですし、この間のブラジルの反省を踏まえても、やっぱり0-0の時間を長くしていかなければいけないなと感じている」
そして、勝利のためには「彼ら以上にハードワークしなきゃいけない」とし、こう続けた。
「南アフリカ(W杯)の前も闘莉王さんとか言ってましたけど、うまくないんで、やっぱり差があるってことは、そこの差を埋めてかなきゃいけない。もっとガムシャラに死に物狂いでやってかなきゃいけないと。1回だけじゃなくて2度追い3度追いして、前の選手行かなきゃいけないし、後ろの選手ももっと体を張らなきゃいけないだろうし、そういうガムシャラさがちょっと足りないんじゃないかなと感じてるので、もう1個そこも試合前に付け加えておきたい」
貪欲な姿勢で戦い、強豪から勝利を掴みたいところだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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