イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督【写真:Getty Images】
イタリア代表が、監督交代に動くかもしれない。ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃せば、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の解任は濃厚だ。少なくとも、イタリア主要メディアはそう考えている。
イタリアはW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンと戦っている。敵地でのファーストレグは0-1の敗戦。本大会出場に黄信号がともり、国民は不安を抱えている。
各メディアは、最悪のシナリオも想定に含めている。そうなった場合、まずは指揮官の変更となるだろう。
ヴェントゥーラ監督は2020年までの契約があるものの、連盟がすぐに動かなければならない。その場合、U-21代表を率いるルイジ・ディ・ビアージョ監督が暫定的にA代表を担当し、来年夏にビッグネームに声をかけるのではないかと、『メディアセット』は伝えた。『コッリエレ・デッラ・セーラ』は、イタリアサッカー連盟のカルロ・タベッキオ会長も職を追われるとみている。
監督の後任候補には各メディアがさまざまな名を挙げているが、いずれも大物ばかり。カルロ・アンチェロッティ氏、アントニオ・コンテ現チェルシー監督、ロベルト・マンチーニ現ゼニト監督といった指揮官がターゲットになる模様だ。
イタリアは実際に後任探しを始めなければいけないのか。プレーオフのセカンドレグは、日本時間14日4時45分キックオフだ。
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