オーストラリア代表【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)予選の大陸間プレーオフでホンジュラス代表と戦っているオーストラリア代表は、コンディション面で有利な状況で2ndレグを迎えることができそうだ。『AP通信』などが伝えている。
アジア予選からプレーオフに進んだオーストラリアは、北中米カリブ海予選で4位となったホンジュラスと対戦。現地時間10日にホンジュラスのホームで行われた1stレグは、両チームともにゴールを奪えず0-0のドローに終わった。
スコアの上ではどちらが有利とも言い難い状況で、勝負は2ndレグへ。オーストラリアのホームでの試合は15日に開催される。
この試合に向けて、オーストラリアはチャーター便を手配してホンジュラスから帰国。移動には約24時間を要したとはいえ、マッサージ用のベッドなど各種の設備を備えた快適な特別機で選手たちは母国へ送り届けられた。
一方のホンジュラスはホームでの試合を終えたあと1泊してからオーストラリアへ向けて出発。米国ダラス経由の通常便で豪州へと向かい、オーストラリア代表より約24時間遅れでの現地入りになるという。体力面や時差への対応などの面で、少なからず不利を強いられることになるかもしれない。
「国際サッカーでは回復の時間がすごく重要だ。これだけの遠距離なら特にそうだ。こういう大一番ではあらゆる細かいことが勝負を分ける」と豪州DFトレント・セインズベリーはコメントし、代表チームの対応を歓迎している。
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