J1鹿島アントラーズは31日、DF西大伍の規律違反に対する処分を決定したと発表した。
海外クラブへ移籍を希望していた西は、鹿島と複数年契約下にあったが、チームの始動日である1月20日に合流しなかった。それに対しクラブは、制裁金を課すという処分を下した。西はポルトガルのマリティモの練習に参加していた。
西は今回のことについて、このようなコメントを発表している。
「この度、自分の判断と行動により、たくさんの方々にご迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ありませんでした。クラブからの制裁を真摯に受け止め、今後選手としての責任をしっかり果たせるよう努力します。
今回の件を通じて、必ずしも自分やクラブにとってベストのタイミングで海外からオファーが届くわけではないことを理解しました。しかし、プロ選手として自分自身と真剣に向き合う必要があったので、考える時間をいただきました。自問自答を繰り返し、たくさん悩みましたが、やはり鹿島アントラーズでプレーしたいという答えに辿り着きました。
チームメイトやサポーターの皆さんには、練習に取り組む姿勢やピッチでのパフォーマンスを通して自分の気持ちを証明したいと思います。全力でチームのために戦いますので、ご支援のほどよろしくお願いします」