日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
フランスのリールで現地時間10日に日本代表対ブラジル代表の国際親善試合が行われ、ブラジルが3-1の勝利を収めた。
ブラジルは前半10分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定で獲得したPKをエースのFWネイマールが決めて先制。DFマルセロとFWガブリエウ・ジェズスもゴールを加え、前半を3-0のスコアで折り返した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、3点のリードを奪われてしまった最初の45分間について「残念な前半だった」とコメント。「ブラジルを見て少し驚いてしまった。我々がチャンスを与えてしまった形があって、ブラジルにそこをうまく突かれてしまった」とチームの自滅を嘆いた。
だが、槙野智章のゴールで1点を返した後半については「我々も勇気づけられる展開だった。後半だけを見れば(1-0で)我々が勝っていた。そういうふうに考えなければならない」とチームの戦いぶりに賛辞を送った。
4日後にはアウェイでのベルギー戦が控えている。「今日のゲームからたくさんの結論を引き出すことができる。改善できるところもまだまだたくさんある」と指揮官は問題点の修正へ意欲を見せている。
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