カタール【写真:Getty Images】
現地時間8日にAFCU-19選手権2018予選の試合が行われ、U-18カタール代表はU-18イラク代表と対戦。この試合中に珍しい退場劇が起きたと、9日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が報じている。
試合は1-1のまま90分間の戦いを終え、勝負の行方はPK戦に委ねられた。お互いに3人目まで蹴り2-2。そして4人目は、カタールがPK成功しイラクは失敗した。そして5人目、イラクの選手が蹴ったボールをカタールのGKマムドゥーが左に飛んでスーパーセーブ。この結果、カタールの勝利が決定したかに思われたが主審が笛を鳴らす。
キック前にラインから出ていたことによりPKやり直しとなるが、GKマムドゥーが主審に対して執拗に抗議したためイエローカードを提示されてしまう。2枚目のイエローカードとなったことでGKマムドゥーは退場することになった。
控えのGKを投入することができないため、フィールドプレイヤーのMFアラフラクが代役としてGKを務めることに。そして、イラクの選手が蹴ったボールをアラフラクが足でスーパーセーブ。見事な反応でボールを弾き出し、この瞬間にカタールのAFCU-19選手権予選突破が決まった。
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