清水エスパルスは31日、クラブOB選手で、昨シーズン限りで現役を引退した齊藤俊秀氏が2月1日より「アンバサダー」に就任することを発表した。
齊藤氏は、営業本部に所属。営業活動を始め、運営、広報、強化、育成、普及などを担当。地域スポーツ文化の振興や、ファンづくりのために幅広く活動していく。
齊藤氏は、早大から96年に清水エスパルスに入団。ルーキーイヤーから活躍し、新人王を獲得。同年のナビスコ杯制覇にも貢献し、06年に退団するまでに公式戦314試合に出場。
96年には日本代表デビューも果たし、17試合に出場した。また、出場機会はなかったものの98年フランスW杯にも選出された。
その後、07年~08年のJ2湘南ベルマーレを経て、09年には当時静岡県社会人リーグ1部の藤枝MYFCに入団。選手兼任監督として東海社会人リーグ1部に昇格。12年にはJFLに昇格するなど貢献した。
齊藤氏は、クラブ公式HPで以下のようにコメントしている。
「このたびエスパルスアンバサダーに就任させていただきました。エスパルスに戻ることができ非常に嬉しく思うとともに、これまで支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。
清水は生まれ育った街であり、サッカー選手として育てていただいた街でもあります。そして、エスパルスは私にとって特別なクラブであります。地元、静岡・清水のために、エスパルスのために恩返ししたいと思います。
エスパルスが強く、魅力溢れるクラブになるために貢献できるよう、クラブのために360度活動していきます。皆様よろしくお願いします!」
【了】