ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督【写真:Getty Images】
ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、国際親善試合で対戦するメキシコ代表と日本代表は「完璧な相手」だとして試合を歓迎している。ベルギー『rtbf』などが7日付でコメントを伝えた。
ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた強化を進めるため欧州遠征へ出発した日本代表は、現地時間10日にフランスのリールでブラジル代表と対戦。続いて14日にブルージュでのベルギー戦を予定している。
10日にメキシコ代表、14日に日本代表と対戦するベルギーにとっても、この2試合はW杯に向けた重要な準備の一環となる。「メキシコと日本はこの時期に対戦するのに完璧な相手だ。大陸もスタイルも異なるからだ。来年にはアフリカのチームと、欧州の別の2チームと対戦したい」とマルティネス監督は今後の展望を述べている。
マルティネス監督はこの2試合を通して、様々な戦い方や選手たちをテストすることも考えている。「別のシステムを試すことになる。できる限り多くの選手をテストするため、各試合で6人の選手交代を使いたい」と同監督は語った。
ベルギー代表はFIFAランキングでも5位に位置し、MFエデン・アザールやFWロメル・ルカクなど多くのスター選手を擁する強豪チーム。日本代表はこの強敵相手にどのような試合を見せられるだろうか。
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