マドリーの現状を楽観視するシュスター氏【写真:Getty Images】
ドイツ人のベルント・シュスター氏が、不調のレアル・マドリーとエースのFWクリスティアーノ・ロナウドに言及した。スペイン紙『アス』が伝えた。
マドリーは、今季のリーガエスパニョーラでは7勝2分け2敗の3位に甘んじており、昨季のほどの輝きを見せることができていない。また、それと同時にエースのロナウドの得点がわずか1ということも深刻な問題となっている。
しかし、2007/2008シーズンにはマドリーを率いてリーグ優勝に導いた経験を持つシュスター氏は、そんな深刻な状況も不安視してはいない。
「心配することじゃない。カゼミーロやイスコみたいに他の選手がゴールを決めている間はね。面白いのは、ゴールがない時のロナウドの顔を見ることだ。僕が監督の時はラウールがそうだったね。彼らはゴールで生きている。毎年そうやって高い目標を設定しているんだ」
他にもシュスター氏は、今夏チェルシーへと移籍したアルバロ・モラタの不在が「大きなダメージを与えた」と語っている。その一方で「もうじきバルセロナも負け始める。また並ぶ時が来るさ」と楽観的なコメントも残している。
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