ガッリアーニが「セードルフが好きな選手」【写真:goal.com】
イタリアメディアによると、ミランの補強はMFアデル・ターラブで終わらないかもしれない。30日夜、パルマとFWジョナタン・ビアビアニーの移籍交渉に臨んだようだ。
ビアビアニーは先日から中国移籍が注目されていた。ボローニャMFアレッサンドロ・ディアマンティの獲得に失敗した広州恒大が、ビアビアニー獲得に乗り出し、パルマのピエトロ・レオナルディSD(スポーツディレクター)も30日、選手が中国行きを望んでいると話した。
だが、報道によると、ビアビアニーはその後「中国へは行かない」とコメント。広州恒大への移籍を否定したそうだ。
そして30日夜、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOとレオナルディSDがディナーをともにした。この場でビアビアニーについて交渉したと見られている。
イタリア『gianlucadimarzio .com』によると、ガッリアーニCEOは『スカイ・スポーツ』で、「ビアビアニーは(クラレンス・)セードルフ監督が非常に気に入っている選手だ。明日決まる」と話したという。
セードルフ監督が就任し、4-2-3-1にフォーメーションを変更したミランは、サイドアタッカーを探していると言われていた。ターラブに続いてその候補となったのがビアビアニーと見られるが、元インテルの同選手はミランに加わるのだろうか。
なお、ミランはパルマとDFクリスティアン・ザッカルドの移籍についても交渉していると言われる。ザッカルドは当初、ターラブ移籍のトレード要員となっていたが、フラムと条件が折り合わず。古巣パルマへの復帰が噂されていた。