ハンブルガーSVに所属するヤン・フィーテ・アルプ【【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)に所属する17歳のドイツ人FWヤン・フィーテ・アルプはHSVとの契約を延長するのだろうか。ハンブルクの地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が特集している。
アルプは現地時間9月30日に行われたブレーメン戦で2000年以降に生まれた選手として初めてブンデスリーガデビューを飾り話題を呼んだ。すると、ヘルタ・ベルリン戦ではHSV史上最年少ゴールを記録。さらに現地時間4日のシュトゥットガルト戦でも得点を決め2戦連続ゴールを達成した。
そんなアルプは今夏に2019年までの契約延長にサインをした。しかし、最近の活躍もありHSVはさらに5年間の契約延長を提示したがアルプはそれを拒否したようだ。その理由として近年のクラブの成績が関わっているようだ。
1970年代後半から1980年代前半にかけてブンデスリーガを3度制したHSVだがここ数年は低迷している。HSVはブンデスリーガ2部に落ちていない唯一のクラブだが2013/2014シーズンから4シーズン連続で2桁順位、そのうち2度は入れ替え戦を経験するなど苦しい状況が続いている。
17歳のアルプは低迷しているクラブが今後どのように成長するかを見届けるために今回は長期オファーを断ったようだ。
なお、6日付けの英メディア『トライバル・フットボール』ではチェルシーやバイエルンといった欧州ビッグクラブがアルプを狙っていると報じていた。一体、17歳の若手ストライカーは今後どのような選択をするのだろうか。
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