長澤和輝【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間7日、ブラジル代表との国際親善試合に向けてフランスで練習を行った。
自身初のA代表入りを果たした長澤和輝は「知っている選手が多くいるから、そこまで気を遣うことなく入れた」と述べた。
専修大学からJリーグを経由せずドイツに渡った。そして、昨シーズンはジェフユナイテッド千葉でプレーし、現在は浦和レッズで活躍中だ。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は長澤のアジアチャンピオンズリーグでのパフォーマンスを評価。「守備も攻撃も本当に運動量豊富な選手。守備もこなしつつ、攻撃でも何かをもたらせる数少ない選手」と称賛している。その長澤は指揮官について「わかりやすく選手に伝えてくれるかなと思う」と言う。
「守備だったらこういう風に守備とか、こういうポジションからこういう風に出ていけだとか、そういう指示がすごくわかりやすい」
シーズン序盤は出場機会に恵まれなかったが、監督交代後に定位置を掴んだ。現在リーグ戦3試合連続スタメンフル出場中と主力として稼動している。
「本当にチャンスっていつ巡ってくるかわからないですし、そこは身をもって体験している部分もある。大学の時もいきなりブンデスに行ったりとか、常にやっていくことが次のチャンスを掴むことに繋がるかもしれない。そんなこと言ってもいつ来るかわからないから、いい準備するしかないと思います」
ブラジル、ベルギーと対戦する今シリーズで、長澤はチャンスを掴むことができるだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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