交渉中のサム・アラダイス氏【写真:Getty Images】
昨季クリスタル・パレスを率いていた63歳のサム・アラダイス氏がエバートンの新監督候補に浮上し、契約締結に向けて交渉を行なっているようだ。6日に英紙『スカイ・スポーツ』が報じている。
エバートンは10月23日、ロナルド・クーマン監督の解任を発表。昨季はプレミアリーグ7位でフィニッシュしヨーロッパリーグ出場権を獲得する功績を残したものの、今季は公式戦4連勝のあと、多くの連敗を経験したことで指揮官交代を決断している。
暫定的にデイビット・アンスワース氏が監督に就任したが、その後も3連敗と立て直せていない。そこで新監督候補に浮上したのが、イングランド2部のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズを率いるヌーノ・エスピーリト・サント監督だったが、興味がないと断言されている。
同紙によると、現在はイングランド代表を率いた経験もあるサム・アラダイス氏と交渉を行なっているとのこと。今季終了までの契約で話を進めているようだ。現地時間5日のワトフォード戦で公式戦9試合ぶりの勝利をおさめたが、アンスワース暫定監督が続投する可能性は低いかもしれない。
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