マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアン・フェライニは、「クオリティーの低い」シューズが負傷やパフォーマンス低下の原因になったとして、自身のシューズスポンサーであったニューバランス社を訴えているという。5日付の英紙『ザ・サン』が伝えた。

　フェライニは2012年に、ニューバランス社と4年間の個人スポンサー契約を結んだ。だが年間60万ポンド（約9000万円）の契約を終え、昨シーズンからはナイキ社と新たな契約を結んでいる。

　以前のスポンサーであるニューバランス社を相手取り、フェライニは210万ポンド（約3億1400万円）の損害賠償支払いを求める訴えを起こしているとのことだ。「クオリティーの低い」シューズが自身の足に「大きなダメージ」を引き起こしたのがその理由だとされている。

　フェライニはニューバランス社に対して「繰り返し不満を伝えていた」とのこと。また、肉体的に引き起こされた問題に加えて、「楽しみが失われ、不便を強いられ、パフォーマンスに影響したこと」も訴えの理由だという。

　これに対し、ニューバランス社側も反論。フェライニは同社のシューズを「完璧」だと称賛し、新たに12足を提供するよう求めていたと主張している。

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