森岡亮太【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間5日、ブラジル代表との国際親善試合に向けてフランスで練習を行った。
約3年ぶりの代表復帰となった森岡亮太は、ベルギー1部のワースラント・ベフェレンで大活躍を見せている。現地時間4日に行われたリーグ第14節でもネットを揺らし、今シーズン7点目を記録した。
さらに、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「最後のパス」についても評価したが、実際にアシスト数も伸ばしている。所属クラブでの活躍が、日本代表への復帰に繋がったことは間違いない。
この日はメンバーの多くはまだ合流していなかったが、久しぶりの代表合宿に参加した森岡は「懐かしい感じはしましたね」と振り返った。
2014年10月、日本代表はシンガポールでブラジル代表と対戦し0-4で敗れている。その試合で国際Aマッチ初先発を果たした森岡だったが、持ち味を発揮できぬまま途中交代を余儀なくされた。今シリーズの初戦は奇しくもブラジルが相手だ。
「世界のトップレベルの選手がいるチームなので、そこに対して今の自分がどれだけできるのかっていうところはすごく楽しみ」
ピッチに立てばゴールやアシストなど「できるだけ多くいい形を作れるようにはしたい」と、積極的にプレーする意思を示した。試合に出場するためにも、まずは指揮官にアピールしたいところだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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