両足でFKを決めたヴェルディ【写真:Getty Images】
ボローニャのFWシモーネ・ヴェルディが、現地時間4日に行われたセリエA第12節で離れ業を見せた。伊メディア『スカイ』などが取り上げている。
ホームにクロトーネを迎えたボローニャは、38分にゴールほぼ正面からFKのチャンス。これをヴェルディが左足で直接決めて先制に成功した。
同点とされて迎えた前半アディショナルタイムには、ペナルティエリア左手前からFKのチャンスを得た。キッカーは再びヴェルディ。美しい右足のシュートが、直接ゴール左に吸い込まれている。
1試合でFKを直接2本決めることは多くない。セリエAで最後にFKによる1試合2ゴールが達成されたのは2014年のこと。カリアリのパウリーニョがリボルノ戦で決めている。
それが左右異なる足となると、レア度はケタ違いだ。近年ではラツィオ、インテル、ユベントスでプレーした現サンパウロのMFエルナネスが左右どちらでもFKを決めているが、1試合で決めた記録はない。
『スカイ』は両足でFKを決めた前例として、1978/79シーズンのリーガエスパニョーラのバルセロナ対アトレティコ・マドリーを紹介。4-2で勝利したアトレティコのマルシアル・ピナが両足でFKを決めたとのことだ。
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