本田圭佑、好調を維持も…【写真:Getty Images】
【パチューカ 0-1 ケレタロ リーガMX第16節】
現地時間4日に行われたメキシコ1部リーグ第16節でパチューカはケレタロをホームに迎え、0-1で敗れた。MF本田圭佑はフル出場を果たしたが、公式戦3試合連続ゴールは生まれなかった。
右MFで先発した本田は、この日も状態が良い様子。立ち上がりから積極的なプレーが続き、パチューカのチャンスを演出した。
本田のプレーもあって主導権を握ったパチューカは、敵陣で試合を進める時間が長くなる。だが、相手GKチアゴ・ボルピの好守もあって、なかなか先制点が決まらない。30分の本田のFKも、壁に阻まれた。
0-0で折り返した後半もパチューカのペースで入る。だが、54分にカウンターでカンデロに決められて失点。最も恐れていた状況になってしまう。
1点を追う形になったパチューカ。失点直後に本田がペナルティエリア内から左足でシュートを放つ決定機が訪れたが、これもGKに止められた。
時間の経過とともにケレタロの時間を浪費するプレーは露骨になり、プレーはさらに殺伐とし始める。
パチューカは残り2試合のリーグ戦で2勝しなければ8位以内に入れず、プレーオフ進出が不可能となる。そのため早く1点を返したいところだが、焦りが良くない方向へ働き、攻撃はかみ合わない。
86分には本田が遠めの位置からFKを直接狙うも、枠の外。終盤はセットプレーが続いたが、それでもゴールは奪えなかった。
パチューカは最終節を残して8位と勝ち点5差。プレーオフ進出の望みは絶たれた。
【得点者】
54分 0-1 カンデロ(ケレタロ)
【了】