酒井高徳【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVは現地時間4日、ブンデスリーガ第11節でシュトゥットガルトをホームに迎え、3-1で勝利を収めた。ボランチで先発した酒井高徳は、久々の勝利に喜びを爆発させている。リーグの公式サイトで、同選手のコメントが紹介された。
開幕2連勝のあと白星がないハンブルガーSVは、酒井に加えてMF伊藤達哉も先発出場。開始13分で相手に退場者が出た影響もあり、前半を1点リードで折り返すと、後半に入って一度は追いつかれたが、17歳のFWヤン・フィーテ・アルプらの得点で突き放し、3-1で勝利している。
酒井は試合後、「勝てればいいかなという感じですね。今の自分たちには勝ちが必要なので。それが一番効く薬」とコメント。「サポーターのみんながすごくプッシュしてくれたのは感じたし、選手もそれを感じてプレーに出ていたと思います」と、ホームの後押しに感謝した。
最近はボランチでのプレーが続いている酒井。監督から「ボランチは必ず1人、ゴール前まで入っていけ」と指示を受けていたとのことで、「今日やって気づいたのは、きつい中でもボックスに入っていくというのは相手にとって危険になるということ。それがすごく良い収穫だった」と、手応えを感じている様子だ。
2ヶ月以上勝利がなかったハンブルガーSV。ここから調子を上げていきたいところだ。
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