川崎フロンターレの大島僚太【写真:Getty Images for DAZN】
4日、YBCルヴァンカップ決勝が埼玉スタジアムで行われ、セレッソ大阪と川崎フロンターレが対戦。2-0の勝利を収めたC大阪が初優勝を飾った。
開始からわずか47秒、C大阪は相手のミスでボールを奪ったFW杉本健勇のゴールで先制。そのまま1-0のスコアで迎えた後半アディショナルタイムにはMFソウザが決定的な追加点を奪い、悲願のクラブ史上初タイトルを獲得した。
一方で川崎Fは、またしてもタイトル獲得にあと一歩手が届かず。ルヴァン杯(ナビスコカップ時代含む)だけでも決勝で4度目の敗戦となった。MF大島僚太はこの結果について、「悔しい。それ以外にないです」と試合後に率直な思いを口にした。
「立ち上がりに失点してしまって、相手の戦い方は後ろにベタ引きでカウンターを狙うという分かりやすいものになった」と大島。川崎Fがボールを持つ構図が戦前の予想以上に明確となり、同点を目指して相手ゴール前への侵入を試みる展開が続いた。
中央の守備を固めたC大阪に対し、サイドを中心に攻める形は「狙い通りにできていた」と大島。だが、「シュートにいけるところまで持っていけたりはしたが、最後のクオリティーが足りなかった」と決めきる力の足りなさを嘆いた。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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