ドイツで活躍中のバンジャマン・パバール【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトのDFバンジャマン・パバールが、フランス代表に初招集された。今回のサプライズ招集だが、最も驚いていたのは選手本人かもしれない。フランス『RMC』で語った。
21歳のパバールは、リールの下部組織で育ったあと昨年夏にシュトゥットガルトに加入。現在はドイツで2年目のシーズンを過ごしている。ブンデスリーガでは全試合にフル出場中だ。
同選手によると、「クラブは前もって何かを教えてくれたりしない」とのことで「招集リストが出たら、それを見るだけ」だという。「ただ、ドイツ語の授業があった」ため、発表をすぐに確認することはできなかったそうだ。
「それからみんなと一緒に食事をしたんだ。携帯を見るとずっと鳴っていて、『なんだ?』と思い、メッセージを見ず、重要なことかもしれないと感じて頻繁に連絡を取る両親に電話をしたんだ。それで話を聞いた。それでも最初は信じられなくて、すぐにインターネットで調べたら、そこに僕の名前があったんだ」
パバールは「本当に驚いたし、すごくハッピーだ。僕の人生で最良の日の一つだよ。だって、全然期待していなかったからね」と、初の代表招集に興奮している。
フランス代表は10日にウェールズと、14日にドイツと、国際親善試合を行う。
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