レヴァークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターのバルサ移籍は進むのか【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラで首位に立つバルセロナは、新たなDF獲得に向けて動いているようだ。
伊『トゥットメルカートウェブ』は、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表DFヨナタン・ターがバルセロナの新戦力候補であると報じた。
ターは1996年生まれの21歳で、2016年3月にドイツ代表デビューを果たした有望株。昨年のEURO2016にも出場した実績を持つ。昨季はクラブで出場機会の確保に苦しんだが、今季は開幕から主力としてレヴァークーゼンの守備を支えている。
スペインではトップチームの登録人数が25人までと決められており、バルセロナは現在24人を登録している。よってターを獲得することに支障はない。さらにベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンが冬の移籍市場で放出される見込みのため、ジェラール・ピケ、サミュエル・ウンティティ、ハビエル・マスチェラーノに次ぐ新たな控えセンターバックの獲得が重要なミッションとなっている。
ドイツ人の父とコートジボワール人の母のもと、ハンブルグに生まれた21歳のターは恵まれた身体能力を生かした力強い守備が持ち味。一方でビルドアップには改善の余地があり、バルセロナのスタイルにマッチするかは未知数だが、ヴェルメーレンの移籍が進めば本格的な交渉に発展するかもしれない。
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