トーマス・ヴェルメーレンにインテル移籍の可能性が浮上している【写真:Getty Images】
バルセロナで完全に居場所を失い、今季の公式戦出場は国内カップ戦の1試合にとどまっているベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンは冬の移籍市場で新天地を求めることが確実のようだ。
伊『トゥットメルカートウェブ』は、長友佑都が所属するインテルが、ヴェルメーレンの獲得に近づいているという。バルサとの契約は来季末まで残っているため、期限付き移籍での獲得を検討しているという。
ヴェルメーレンは昨季も期限付き移籍に出され、ローマでプレーしたが負傷を繰り返して満足な出場機会を得られなかった。今夏バルサに復帰した際もコンディションに問題を抱えていた。またセンターバックの頭数が足りなかったために残留したが、背番号が与えられただけで、ベンチ入りの機会すらほとんどない。
英紙『サン』によれば、守備に難を抱えてプレミアリーグで苦戦しているエバートンもヴェルメーレンの獲得に関心を示していたが、インテル移籍に傾いているとのこと。かつて欧州屈指のセンターバックと高く評価されていたベルギー代表も、今では市場価値が300万ユーロ(約4億円)まで下がってしまっている。
まだ31歳でコンディションさえ万全であれば十分に活躍できるだけに、イタリアで再出発を図り完全復活といきたいところだ。
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