香川真司はチャンスメイクで存在感を発揮。だがドルトムントはAPOELと痛恨のドロー【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントの香川真司は、現地時間1日のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のAPOELニコシア戦に先発フル出場した。結果は1-1のドローに終わっている。
公式戦2試合ぶりの先発出場となった香川は、29分にラファエウ・ゲレイロのゴールをアシストした。サッカーデータ分析サイト『Whoscored』によれば、シュート数はFWピエール=エメリク・オーバメヤンの6本に次ぐ、2位タイの5本を数え、チームのボール支配率が72%だった中で香川のパス成功率も90.3%と高い数字を記録した。
最も目立った数字はシュートにつながるチャンスを作った「キーパス数」で、香川は両チームを通じて最多の6本を記録している。シュート数の多さも含め、攻撃面での積極性が数字に表れた。
リーグ戦でなかなか出場機会を得られない中、CLで存在価値を示した香川だったが、チームとしての結果だけがついてこなかった。決勝トーナメント進出は絶望的な状況だが、この調子を維持して攻撃面でアピールしてレギュラーポジションを取り戻したいところだ。その先には日本代表復帰も見えてくるだろう。
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