パリ・サンジェルマンのダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、かつてリバプールやレアル・マドリーなどへの移籍に近づいたことがあったと明かした。英メディア『フォー・フォー ・トゥー』に語っている。
現在34歳のアウベスは、2002年に欧州に渡ってセビージャに加入。2008年にはバルセロナへと移籍し、3度のチャンピオンズリーグ優勝や6度のリーガエスパニョーラ優勝など数多くのタイトル獲得に大きな貢献を果たした。
セビージャに在籍していた2006年にはリバプールへの移籍に迫ったこともあったが、実現には至らなかった。アウベスは当時のことを振り返り、「リバプールとはほとんど合意に達していた」と明かしている。
「だが何らかの理由により、あと一歩のところでそうはならなかった。理由は本当に分からない。僕自身が交渉を行っていたわけではなく、別の者たちが代理で交渉していたからだ」とアウベスは語った。
その後のキャリアの中では、「チェルシーやレアル・マドリーとの間でも同じようなことがあった」という。だが結局移籍が実現しなかったことについて、「バルサのファンにとっても僕にとっても幸運な結果になった。カンプ・ノウで素晴らしい物語を書き上げることができたからだ」と話している。
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