中国の人民元(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
中国3部リーグのクラブである梅県鉄漢の選手たちは、来季の2部昇格を勝ち取ったことでクラブオーナーから信じがたいほどの高額ボーナスを受け取ることになった。英紙『デイリー・メール』が30日付で伝えている。
梅県鉄漢は中国南部の梅州を本拠地とし、2003年に設立された比較的新しいクラブ。3部リーグにあたるリーグ2で2016シーズンを戦っていたが、プレーオフを制して来季のリーグ1(2部)昇格を決めた。
クラブのオーナーは選手たちの功績を称え、約束していた高額のボーナスを支払ったとのことだが、その金額はなんと一人あたり300万ポンド(約4億4800万円)相当額だという。
昨季の欧州チャンピオンズリーグとリーガエスパニョーラを制したレアル・マドリーの選手たちが受け取ったボーナスは一人あたり200万ポンド(約2億9900万円)で、サッカー界史上最高額のボーナスだと報じられていた。それを大きく上回る金額が2部リーグ昇格のボーナスとして支払われるということになる。
チーム内の選手30人は全員が中国人選手で、外国人選手は在籍していないという。巨額のボーナスを現金の形で受け取った選手もいたようで、大量の札束が積まれた山の上に乗ってポーズを取る選手の写真なども紹介されている。
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