日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は31日、来月10日のブラジル戦と同14日のベルギー戦に向けた招集メンバーを発表した。対戦相手であるベルギーのメディアは、同国1部のワースラント・ベフェレンに所属するMF森岡亮太の復帰に注目している。

　現在26歳の森岡は、2016年1月にヴィッセル神戸からポーランドのシロンスク・ヴロツワフへ移籍。今夏にはベフェレンへと移り、シーズン序盤戦の衝撃的な活躍によりベルギーでセンセーションを巻き起こしている。

　ベルギーメディア『rtbf』は、森岡の復帰を中心として日本代表のメンバー発表について報道。「赤い悪魔（ベルギー代表）と対戦する日本代表に森岡亮太が復帰」とのタイトルで伝えている。

　同メディアは森岡について、「ワースラント・ベフェレンで飛び抜けたシーズン序盤戦を過ごした」「13試合で6得点と8本の決定的パスを記録し、ジュピラー・プロリーグ（ベルギー1部）の新発見となっている」と称賛。同じくベルギーのヘントでプレーするFW久保裕也の招集もあわせて伝えた。

　森岡は日本代表では2014年に2試合の出場経験があり、そのうち1試合はシンガポールで行われたブラジル戦だった。3年ぶりの復帰で再びブラジルと対戦することは「歴史の皮肉」だとも述べられている。

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