リーガエスパニョーラ第10節の試合が現地時間の29日に行われ、レアル・マドリーはアウェイで昇格組ジローナと対戦。1-2でまさかの敗戦を喫する結果に終わった。

　今季2敗目を喫したマドリーは、これで10試合を終えて6勝2分け2敗で勝ち点20。9勝1分けで勝ち点28の首位バルセロナには早くも8ポイントの差をつけられ、2位バレンシアとも4ポイント差の3位に甘んじている。

　リーグ戦はまだ4分の1を終えたところだが、ここからの逆転優勝は容易ではないかもしれない。スペイン紙『マルカ』が伝えたところによれば、過去にマドリーが8ポイント差から逆転してリーグ優勝を飾った例はないという。

　近年では、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いていた2012/13シーズンにもマドリーは10試合で勝ち点20を獲得し、首位バルサと8ポイント差という現在と同じ状況だった。最終的には優勝したバルサに15ポイント差をつけられての2位に終わっている。

　米メディア『ウニビシオン』によれば、マドリー以外のチームであれば8ポイント差からの逆転優勝の例もあり、バルセロナ（1991/92、98/99）とバレンシア（2003/04）が過去に成し遂げているという。マドリーがここから優勝できたとすればクラブ初の快挙となる。

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