「まずはヴチニッチの去就」【写真:goal.com】
ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は29日、サウサンプトンFWパブロ・オスバルドの獲得に関心があることを認めた。
先週、FWミルコ・ヴチニッチのインテル移籍がインテル側の交渉打ち切りで破談となったユヴェントス。だが、インテルはMFフレディ・グアリンとのトレードではなく、単独でのヴチニッチ獲得に動いていると言われる。
また、インテル移籍が実現しなくても、一度はロッカールームを整理してチームメートに別れを告げたヴチニッチのユヴェントス残留は難しいと言われている。ヴチニッチは現在、チームとは別にトレーニングしている状態だ。
また、ユヴェントスは出場機会を失っているFWファビオ・クアリアレッラの去就も騒がれている。そこで、ユーヴェはヴチニッチ移籍の場合に備え、新たなストライカーの獲得を考えていると言われているところだ。
その候補と言われているのが、練習中の規律問題でクラブから停止処分を科されるなど、サウサンプトンで難しい時期を過ごしているオスバルドだ。マロッタGMは29日、オスバルドについて次のように語った。『トゥットスポルト』が伝えている。
「イエス、オスバルドのことは気に入っているよ。彼はイタリア代表選手だ。だから、我々以外のクラブも気に入っている。ただ、まずはヴチニッチの去就が決まらなければいけない。ヴチニッチが移籍するのは、彼がそれを求めるときだけだ。そして、それはまだ起きていない」
また、マロッタGMはアントニオ・コンテ監督との契約延長にも言及している。
「(アレックス・)ファーガソンはマンチェスター・ユナイテッドで非常に長く指揮官を務めた。イタリアサッカーのメンタリティーはイングランドと異なるが、コンテは我々のファーガソンになり得る。つまり、我々にとっての重要な基準点になり得るということだ。契約延長は形式的でしかない」