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乾貴士、同点弾演出など存在感。エイバル、2点ビハインドから勝ち点1獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
乾貴士【写真:Getty Images】

【エイバル 2-2 レバンテ リーガエスパニョーラ第10節】

 現地時間29日に行われたリーガエスパニョーラ第10節でエイバルはホームでレバンテと対戦し、2-2の引き分けで試合を終えた。MF乾貴士はフル出場。同点弾に関与するなどしてドローに貢献している。

 17位エイバルと14位レバンテの下位対決。主導権を握ったのはエイバルで、乾もキレのある動きでチャンスに絡んでいく。だが、なかなか好機をいかせなかった。

 すると、レバンテが少ないチャンスをものにする。35分、中盤からのスルーパスでモラレスがディフェンスラインの裏を取ると、GKとの1対1を制して先制した。その2分後には左サイドの低い位置からの大きなフィードを、ペナルティエリア右に走ったモラレスが折り返してバルディがゴール。劣勢だったレバンテが2点リードで折り返す。

 まず1点を返したいエイバルは51分、乾が獲得したFWからアルビージャが見事なFKを直接沈めて1-2。その後もボールを支配した。

 同点弾を呼び込んだのは乾だ。74分、左サイドでボールを持った乾はキックフェイントを入れつつペナルティエリア内に侵入し、シュートを放った。これはGKに止められたが、こぼれ球をシャルレスが詰めて2-2となる。

 今季初の1試合2得点。なんとか勝利につなげたいエイバルだが、終盤の猛攻は得点にならず。2-2の引き分けでエイバルは勝ち点1を手にした。

【得点者】
35分 0-1 モラレス(レバンテ)
37分 0-2 バルディ(レバンテ)
51分 1-2 アルビージャ(エイバル)
74分 2-2 シャルレス(エイバル)

【了】

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