ブラジル代表FWのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールが、イスラム過激派組織の新たな標的とされている。英紙『ザ・サン』など複数のメディアが報じている。
イスラム過激派組織の「イスラム国(通称:ISIS)に準ずる組織が新たなプロパガンダ画像を拡散している。その画像では、オレンジ色の囚人服を着たネイマールが黒い服を着た男性に捕まっており、そのすぐ横では同じくオレンジ色の囚人服を着たバルセロナのFWリオネル・メッシが横たわっている様子が写っている。
またその画像には「我々がイスラムの国にいる限り、お前たちは安全性を享受することはできない」というメッセージが添えられており、来年開催予定のロシアW杯への脅迫的な行為とみなすことができる。
先日には、同じくメッシが血の涙を流しながら監獄に入れられている画像の他、フランス代表のディディエ・デシャン監督が覆面を被った男に銃を突き付けられている画像が拡散されていた。ここ数日こうした行為がイスラム過激派組織の間で繰り返されているが、大会期間中は何も起こらないことを望むばかりだ。
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