実質的にローマが獲得、パレデスもイタリアへ【写真:goal.com】
バルセロナは29日、クラブの公式ウェブサイトで、バルセロナBのFWアントニオ・サナブリア(17)をサッスオーロへ移籍させることで合意したと発表した。実質的に同選手はローマに加入することとなる。
発表によると、移籍金は450万ユーロ。だが、「選手のパフォーマンスや将来の価値」によって、最大1200万ユーロまで金額は増えることになっているという。
バルサは「選手の移籍交渉はローマと始まったが、サッスオーロとまとまった」と発表した。イタリアメディアによると、ローマはEU圏外枠が埋まっているため、今季末までサッスオーロでプレーさせ、シーズン後にサナブリアを加える予定という。
ワールドカップ予選でパラグアイ代表デビューも果たしているサナブリアは、2007年からスペインでプレーし、今季はバルセロナBでデビュー。10試合で3ゴールを記録している。
なお、ローマはボカ・ジュニオルスMFレアンドロ・パレデス(19)の確保も実質的に決めている。同選手は29日、キエーヴォのクラブ公式ウェブサイトで、ボカから買い取りオプションつきレンタル移籍で加入することが発表された。
16歳でボカのトップチームデビューを果たし、29試合で5ゴールを記録した有望株は、事務手続きが完了次第、キエーヴォに加わるとのこと。イタリアメディアは、同選手についても、EU圏外枠の関係でローマがシーズン後に獲得する予定と報じている。
現在セリエAで2位と今季躍進しているローマは、着々と将来的なチーム強化も進めているようだ。