国際サッカー連盟【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は27日、来年開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)の参加チームやクラブチームに対する賞金・分配金などの詳細が総会において承認されたことを発表した。
出場する32ヶ国の代表チームに支払われる賞金・分配金の総額は7億9100万ドル(約899億円)。2014年の前回大会から40%の大幅アップとなる。
賞金総額は前回大会から12%アップの4億ドル(約454億円)。優勝チームには3800万ドル(約43億円)、準優勝チームには2800万ドル(約32億円)、3位チームには2400万ドル(約27億円)が支払われる。グループステージで敗退に終わったチームの場合も、賞金の最低額となる800万ドル(約9億900万円)を受け取ることができる。
また、出場全チームには準備費用として150万ドル(約1億7000万円)が大会前に支払われる。最低賞金額と合わせて、全チームが少なくとも950万ドル(約10億8000万円)の支払いを受けることになる。
所属選手がW杯に出場したクラブチームに対しては、分配金として総額2億900万ドル(約238億円)が支払われる。また、選手が大会で負傷した場合のクラブに対する補償金として1億3400万ドル(約152億円)が計上されている。
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